「歌劇全体から良いとこ取りした」ものが目立つ・・・
アコード出版の山本教生の編曲は第1幕、第2幕などからストーリーの流れに
そって・・・の編曲の方をオレは評価する・・・・・
大曲だからオレには荷が重いのだが・・・・2年ほど前に
第3幕をハイライト風に編曲してみた。
一応・・・・・何も考えずに編曲ししたわけではない。
コンセプトは・・・・・
皇女トゥーランドットと王子カラフの二人の対立、葛藤、和合・・・を
ストーリーを追いながら表現しようとした・・・つもり
献身的なリューの死は・・・第3幕では一番感動的な場面だが
敢えて省略したのも2人に焦点をあてたかったから・・・・・
内容は・・・・・・
歌劇「トゥーランドット」フィナーレ
(1)トゥーランドットの命令を伝える
トゥーランドットから・・・・「今夜中に謎の王子の名前を突き止めよ、
だから今夜は寝ちゃダメ、分からなかったら全員死刑」と命令が出て
北京市民が眠れぬ夜を過ごす・・・・
曲想は・・・・夜の表現が秀逸なこの歌劇のなかでも傑作・・・・
市民の恐慌状態が・・・・静かにそして独特の熱気を感じさせる。
木管主体の8分の6、8分の9拍子・・・
(2)「誰も寝てはならぬ」
歌詞の冒頭が・・・・「誰も寝てはならぬ・・・か・・・」みたいに
市民への命令の言葉をカラフがつぶやく・・・という設定
曲については解説する必要は無いでしょう・・・・
冒頭のソロをトランペットにしてみましたが・・・
遠近感が出ていいような気がするが・・・・・
(3)「死の皇女よ」
リューの死のあと・・・残されたトゥーランドットとカラフ・・・
カラフがトゥーランドットを強く批判・・・
(4)「トゥーランドットのテーマ」
第2幕で繰り返し使われるトゥーランドットのテーマが力強く
演奏される・・・・・・が・・・このフレーズの最後に
カラフが強引にトゥーランドットの唇を奪う。
(5)「我が栄光は」
トゥーランドット、カラフが交互に朗唱的に歌う場面・・・
「我が栄光はこれで終わる」とトゥーランドットが歌えば
「いや、これからはじまるのだ!」とカラフが呼応する・・・・
(6)「我らの皇帝万歳」
皇帝が登場する場面で必ず歌われるこの歌劇定番の旋律
(7)「その名は愛」
カラフから名前を告げられたのに・・・・・
「その名は愛!」と・・・・・結婚を認め、自分も変わったことを宣言する
トゥーランドット・・・・感動が頂点に!
(8)「大君にお栄えあれ」
北京市民が二人の結婚と国の繁栄を祝って歓喜のうちにフィナーレ
なかなかまとまってていいんじゃない?・・・と自画自賛(笑)
この編曲今年度は兵庫県、岐阜県などでコンクールで使っていただいた。
また演奏会でも演奏していただいている。
下記は岩手県北上市アンサンブルソノリテ様の演奏会プログラム
http://www2.ocn.ne.jp/~sonorite/index-event.html
みなさんのバンドでもいかがですか?
楽譜は無料でお使いいただけます。
楽譜のダウンロード
http://music.geocities.jp/rusticana06/muraokoshi.html
音源試聴
http://music.geocities.jp/rusticana06/turandotfinalewe6.mid

